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  1. 藤沢市議会 2015-05-12
    平成27年 5月 議員全員協議会−05月12日-02号


    取得元: 藤沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-14
    平成27年 5月 議員全員協議会−05月12日-02号平成27年 5月 議員全員協議会 平成27年5月12日 1.日   時  平成27年5月12日(火) 午前10時00分 開会 2.場   所  議会議場 3.出 席 者      座  長  栗 原 義 夫      議  員  阿 部 すみえ   有 賀 正 義            井 上 裕 介   大 矢   徹            加 藤   一   神 村 健太郎            北 橋 節 男   佐 賀 和 樹            酒 井 信 孝   堺   英 明            桜 井 直 人   佐 藤 春 雄            清 水 竜太郎   竹 村 雅 夫            塚 本 昌 紀   土 屋 俊 則            友 田 宗 也   永 井   譲            西     智   浜 元 輝 喜            原   輝 雄   原 田 伴 子            東 木 久 代   平 川 和 美
               松 下 賢一郎   味 村 耕太郎            宮 戸   光   武 藤 正 人            柳 沢 潤 次   柳 田 秀 憲            山 内 幹 郎   山 口 政 哉            吉 田 淳 基   脇   礼 子            渡 辺 光 雄      欠席議員  な し      理 事 者  鈴木市長石井市長藤間市長小野総務部長竹村企画政策部長、            関口財務部長渡辺市民自治部長、中島生涯学習部長佐川福祉部長、            坂本保健医療部長平岩子ども青少年部長金子環境部長武田経済部長、            高橋計画建築部長新倉都市整備部長遠藤土木部長仲野市民病院長、            永井市民病院事務局長金井会計管理者松藤消防局長吉田教育長、            小林教育次長吉住教育部長青柳代表監査委員田代監査事務局長、            高橋選挙管理委員会事務局長鈴木農業委員会事務局長      事 務 局  脇田議会事務局長土居議会事務局参事寺田議事課長田口議事課課長補佐、            戸塚議事課課長補佐寺本議事課主査羽鳥議事課書記 4.件   名  (1) 議長・副議長選挙立候補者所信表明会       ────────────────────────────── ◎脇田 議会事務局長 皆様おそろいになりましたので、ただいまから議員全員協議会を開会いたします。       ────────────────────────────── ◎脇田 議会事務局長 議事の進行に当たりましては、地方自治法第107条の規定を準用いたしまして、年長議員座長の職務をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◎脇田 議会事務局長 ありがとうございます。御異議がございませんので、出席議員中、栗原義夫議員が年長でありますので、御紹介を申し上げます。              〔栗原義夫議員座長席に着く〕       ────────────────────────────── ○栗原義夫 座長 それでは、始めさせていただきます。  ただいま紹介されました栗原義夫でございます。  地方自治法第107条の規定を準用いたしまして座長の職を行います。よろしく御協力お願いいたします。  本日の議員全員協議会は、藤沢市議会議長及び副議長選挙に当たり、立候補した議員から所信抱負等を聴取するため、所信表明会を実施するものでございます。  また、本日の議員全員協議会は公開といたします。       ────────────────────────────── ○栗原義夫 座長 ここで、市長から発言を求められておりますので、発言を許します。鈴木市長。                 〔鈴木市長登壇〕 ◎鈴木 市長 皆さんこんにちは。市長鈴木と申します。  議員全員協議会開催に当たりまして一言御挨拶を申し述べたいと思います。  議員皆様におかれましては、去る4月26日、藤沢市議会議員選挙におきまして、めでたく御当選の栄に浴されまして、ここに改めてお祝いを申し上げたいと思います。おめでとうございます。  新緑も目にしみる季節となってまいりました。そして、議員皆様市民の信託を受けられた皆様とともに、本日ここに初議会開催する運びとなりましたことは、行政にとりましてもまことに喜ばしいことであると思っております。  また、藤沢市は人口減少時代にありましても、昨年末には推計人口で42万人を超え、なお増加を続けております。豊かな自然とのバランスをとりながら都市機能充実を見て、例えば、去る3月には、さがみ縦貫道の開通などもございました。人と町とのポテンシャルがさらに高まる可能性を有した、まさしく湘南元気都市として発展を続けているところでございます。  本市財政状況に目を向けますと、国内景気回復感はあるものの、本市の将来に向けた行政課題への備えを考えますと、財政運営は依然として厳しい状況にあることには変わりがございません。本市平成27年度予算につきましては、人と町を元気にする予算テーマに編成をいたしまして、過去最大規模予算編成となったところでございます。また、本市の直面する課題につきましては、急速な少子高齢化人口減少がする中で、2025年問題への対応をどのようにしていくか、あるいは、公共施設の再整備、あるいは、老朽化対策というものをしっかり進めていかなくてはいけない。あるいは、地域経済活性化を図り、税収増につなげていきたい、こんなことを思いながら、藤沢市の市民皆様がいつまでも健康で元気に暮らし続けることができるように、平成27年度のテーマといたしましては、「『行動』『躍動』『感動』を共にする」として、職員とともに市政を進めてまいる所存でございます。  今後、地域主権が一段と加速する中で、都市間競争時代を迎え、市民生活に最も身近な基礎自治体役割はさらに高まっていくものとなり、まさしく自主的な市政運営本市の力量が問われてまいります。市議会市民行政がそれぞれの役割を全うしながら、全力で切磋琢磨しながら市政運営を行っていくことが、自立した都市になることにとって肝要であると思っております。  議員皆様方におかれましても、藤沢市が目指す都市像であります「郷土愛あふれる藤沢松風に人の和うるわし 湘南元気都市〜」を実現するために、皆様と一緒に協力しながら、よりよい市政運営していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いをしたいと思っております。  平成27年度、初議会に当たっての市長としての挨拶にかえさせていただきます。今後ともよろしくどうぞお願いをいたします。ありがとうございました。       ────────────────────────────── ○栗原義夫 座長 引き続き、市長から理事者紹介がありますので、お聞き取り願いたいと思います。鈴木市長。 ◎鈴木 市長 それでは、理事者紹介をさせていただきます。  私の隣は、副市長石井恒男であります。 ◎石井 副市長 石井でございます。よろしくお願いいたします。 ◎鈴木 市長 その隣におりますのが、同じく副市長藤間豊であります。 ◎藤間 副市長 藤間でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎鈴木 市長 また、座長を挟みまして、議員皆様から見て右側におりますのが、代表監査委員青柳義朗であります。 ◎青柳 代表監査委員 青柳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎鈴木 市長 その隣におりますのが、教育長吉田早苗であります。 ◎吉田 教育長 吉田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎鈴木 市長 以下、それぞれの職員につきましては、自己紹介お願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。                 〔理事者自己紹介〕 ○栗原義夫 座長 以上で理事者紹介を終わります。       ────────────────────────────── ○栗原義夫 座長 それでは、ただいまから議長選挙立候補者所信表明会を行いますが、発言演壇にて行い、持ち時間は1人10分以内でありますので、よろしくお願いいたします。  それでは、あらかじめ定めました順序により所信表明を行います。加藤一議員。                 〔加藤議員登壇〕 ◆加藤一 議員 皆さん、こんにちは。このたび藤沢市議会議長選挙立候補いたしました、自由松風会加藤一でございます。  さき市議会議員選挙において3期目の当選をさせていただいたばかりではありますが、この間の2期8年において、先輩・同僚議員皆様におかれましては、多大なる御協力、御支援をいただき、各常任委員長議会運営委員長などを務めさせていただきましたが、御迷惑をおかけしたことも多々あるかと思います。ここに心より厚く御礼とおわびを申し上げる次第でございます。  さて、私が今回、議長選挙立候補決意した大きな理由は、一昨年に議会基本条例が制定され、それに基づく形でさまざまな議会改革がこの間行われてきたわけですが、よりよい方向にさらに改善を図ってまいりたいという思いからであります。  3点、私が考え改善点を述べさせていただきたいと思います。  まず、1点目としては、議長を選ぶに当たっての選挙についてであります。選挙が行われるようになった経緯といたしまして、市民にとってわかりづらいということが大きな課題であり、選挙を行い、どういった流れで選ばれたかを明らかにするということで、前議長を選ぶ際から新たな取り組みをしてきました。前回も今回もそうですが、複数名の方が立候補しています。このような形であると、いずれの結果になった場合でも議会運営に影響を与えかねないと考えます。私は、まず交渉会を行い、しっかりと話し合いが済んだ上で、可能ならば信任投票という形で議長選挙を行っていくべきだと考えます。  続いて、2点目でありますが、予算決算特別委員会についてであります。前任期の途中から試行的にさまざまな取り組みがされてきましたが、予算決算委員会あり方については、まだまだ課題等もあると考えています。また、少数会派の取り扱いについても、現状の形の維持を踏まえた中で、あわせてよりよい方向性皆様とともに考えてまいりたいと思います。  そして、3点目は、議会報告会についてであります。2期以上の方は経験があると思いますが、私は今のままで決してよいとは思っておりません。より効果的な建設的な議会報告会あり方手法をしっかりと検討していく必要があると考えています。  3点、議会改革について申し上げましたが、議会改革とは、議員議会が満足すればいいというものではないと考えています。本当の意味で市民に開かれた信頼される議会を実現していくためには、なかなかこれという回答はないかもしれませんが、皆様とともにさまざまな議論を重ねていくことが絶対的に求められていると思います。  少し私の考えも述べさせていただきましたが、基本的には長たる者責任を持つのが、その大きな役目であると思っております。議論があり、その議論を尊重する形で、私は議長の任を務めていきたいと考えております。  さらに、真の議会改革を進めていくためには、議会本市の最高の意思決定機関であり、議会市当局なれ合いではなく、緊張感を持ってそれぞれの役割を遂行し、市民福祉向上に努めることが肝要であり、私は、二元代表制の一翼を担う議会機能、権能の強化にも努めていかなければならないと思っております。そうすることにより、さらなる議会改革につながると考えております。  議会市民負託に応える重要な役割責任を担っております。チェック機能政策立案、それが行政との単なる対立ではなく、ふだんから行政当局話し合いができる環境づくりを進めていくことが、一方では大変重要なことであると考えます。こうした環境があれば、議会としての意見市政にしっかりと反映され、市政のさらなる発展につながるものであると思いますので、こうした環境づくりも尽力してまいりたいと思います。  先ほども触れましたが、議長に求められることは、全ての議員の意思を尊重することであります。これまでの人生で培ってきた経験議員としての経験を合わせて、この藤沢市の発展のために、市民福祉向上のために決意を新たにし、尽力させていただくことをここにお約束いたします。  各議員皆様におかれましては、このたびの議長選挙においては皆様の御信任を賜りたく、心よりお願いを申し上げまして、議長選挙に当たっての私の所信表明とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○栗原義夫 座長 これで加藤一議員所信表明を終わります。  次に、佐藤春雄議員。                 〔佐藤議員登壇〕 ◆佐藤春雄 議員 皆さん、おはようございます。今回の議長選挙に大きな思いを抱き、立候補いたしました自民クラブ藤沢佐藤春雄です。議員各位には、こうして貴重なお時間をいただき、心より感謝を申し上げます。  早速ですが、立候補に当たり、私の所信を述べさせていただきます。  現職をつなげた議員はもとより、新人議員におかれましても、各市のメディア等を通じて御存じのことと思いますが、藤沢市議会は今日までさまざまな議会改革に取り組んでまいりました。私も藤沢市議会改革検討会一員として取り組みました、平成25年4月1日に施行されました藤沢市議会基本条例の制定、そして、この条例をもとに行われた議会報告会開催議員間討議、請願・陳情における意見陳述の導入、決算特別委員会による事務事業評価など、市民に開かれた議会を目指し、多くの議会改革取り組みをしてまいりました。  こうした議会改革取り組みの多くは、議会基本条例規定をした上で、自治体状況研究検討し、有識者の御意見を伺い、議論にも多くの時間を費やし、課題を整理しつつ丁寧に進めてまいりましたが、実行していく過程での多くの課題が出てきたのも事実であります。その課題の多くは財政や人口の規模、産業構造など、各自治体特色によるものであり、藤沢市議会藤沢市の特色市民要望に対応した議会改革を進めていく必要があります。  例えば、その一つ議会報告会があります。過去3回の報告会市民の声を聴く会を通じて多くの課題が生じたことは、新人議員の方以外は体験もなされて、よく御理解をいただいていると思います。私も議会改革検討会一員として、同僚議員とともに、さまざまな議会の視察を含めた研究を行ってまいりましたが、開催時期や会議手法、回数や時期など、各自治体においてまちまちであります。狭い面積に42万という多くの人口を有し、東京、横浜方面へのお勤めの市民が多いなどの特徴がある、藤沢市独自の議会報告会あり方議論をされてきたところであります。  私は、過去の開催においての市民参加状況会議内容を踏まえた上での検討をさらに進めるとともに、議会報告会に体調やお仕事の関係で参加せずとも議会を理解していただくための方策として、議会報充実、ホームページやSNSの活用など、積極的に取り組んでいくべきだと考えます。  また、先日報道されましたが、鎌倉市議会タブレットの使用を承認したとの報道がありました。当市におきましても、改選前の議会改革検討会から申し送られたように、議員IT環境等を考慮し、早期に検討するとしています。先進市の状況を踏まえた上で、こうしたタブレットの使用によるペーパーレス議会の実現や、当所信表明も拡充の対象となりましたインターネット中継充実なども進めていくべきではないかと考えます。  以上、若干私の考えを申し上げましたが、これらの課題については当然、議員各位との議論、合意を経て実現していかなければと思っています。そして、私は、こうした議会改革市民目線改革になっているのか、市民感情とかけ離れてはいないかという視点を大事に進めていくべきと考えます。  さき選挙が行われ、我々は市民負託をいただき、この場に参加しているわけであります。選挙ではそれぞれのお約束を市民皆様に訴えているわけですが、当選し、議場に入った途端、36人の理論、世界というものにとらわれてはいないでしょうか。新人議員皆さん、そのようなことは打破していただき、初心を大事にし、市政に対する思いを貫き通してください。私も、1期目に掲げた藤沢市議会に農業の多面的機能を位置づけることを目途に、防災協力農地制度の創設や、同僚議員とともに藤沢地産地消の推進に関する条例議員提案として制定することができたのであります。私は、改選前の議会改革検討会より申し送られた、議員提案による政策条例づくりにも十分なる検討を経た上で、前向きに対応していく思いであります。  そして、藤沢市議会には長年にわたり先輩諸兄が築いてきた、私たちが議会活動を行うために必要な多くの手法や知恵など、多岐にわたる伝統的である先例がありますが、時代の変化とともに議会に対する市民ニーズも変化し、先例だけに頼る議会運営は限界に来ているのではないでしょうか。守るべきは守る、変えるべきは勇気を持って変えていく、今まさにそうした行動を起こすときであると私は考えます。  湘南中核都市、郷土愛あふれる藤沢まちづくり先人たちが培ってきた藤沢のよき伝統を継承し、羽ばたく未来の藤沢まちづくりに資するためにも、市民にわかりやすい開かれた議会を目途に、先輩諸兄同僚議員とともにつくってきた議会改革をさらによいものにしていくとともに、市民が何を望んでいるのかを的確に捉え、形にし、実行していく、真の議会改革を進めるために、私、議長として邁進する覚悟であります。  同僚議員各位の御理解ある御賛同をお願いいたしまして、私の所信表明といたします。御清聴ありがとうございました。 ○栗原義夫 座長 これで佐藤春雄議員所信表明を終わります。  次に、柳沢潤次議員。                 〔柳沢議員登壇〕 ◆柳沢潤次 議員 皆さんこんにちは。藤沢市議会議長選挙立候補をいたしました、日本共産党藤沢市議会議員団の団長をしております柳沢潤次です。  今回の選挙は、正副議長立候補制になってから2回目の選挙になります。藤沢市議会の正副議長は、以前は基本的には各派交渉会話し合いで決められていました。そのことから比べれば、市民にとって大変わかりやすい選挙での選出というふうに変わったことは、藤沢市議会民主化という点で大きく前進した議会改革が行われたということで、私は評価をしているところであります。  さて、私は1991年に初当選をさせていただいてから、6期24年間、長きにわたって藤沢市議会議員を務めさせていただいております。今、7期目の議員活動が始まったところでございます。引き続き住民が主人公と言える藤沢市政になるように頑張りたいというふうに思っております。  さて、今回の選挙は、25歳の議員が2人も誕生し、私が39歳で初当選をしたときにまだ1歳だったということになるわけでありまして、大変改めて驚いているところでございます。また、市民が若い人に大変期待をしているという点では、私どもベテラン議員としては、議員活動も再点検もしていかなければならないのかなということも考えているところです。  私は、若い議員も含めて36定数の30%を占める11人もの新人議員が誕生した今回の議会だけに、7期目を迎えた藤沢市の市議会ベテラン議員の一人として、議長という重責をしょわなくてはならない、そういう立場になったということを自覚いたしまして、今回立候補決意した次第でございます。  そこで、私は、議長選挙に当たって3つの基本的な観点で藤沢市議会運営が求められているというふうに考えています。  その第1は、何よりも民主的な議会運営です。36人の議員がそれぞれの立場で市民から負託をされて議員になっています。いろいろな意見があって当然のことです。それが民主主義であります。しかし、一方で、議会としての意思決定は重要な役割一つで、もちろんあります。最後は多数決になることは当然でございますが、少数意見を尊重することが民主主義では求められます。この視点を貫く運営にすべきというふうに考えます。その上で、議会改革は大いに進めるべきだというふうに考えています。しかし、効率的の名のもとに発言時間を制限したり、少数会派意見を押さえるようなことがあってはならないというふうに考えています。  2つ目視点は、市民に開かれた議会にするということです。この点については藤沢市議会議会基本条例をつくりました。その目的では、市民に開かれた議会運営を推進することを述べています。今回の藤沢市議会議員選挙投票率は、4年前の38.15%とほぼ同じ、38.73%でありました。これは神奈川県下最低の数字です。その原因はさまざまあるとは思いますけれども、議会としてできることは、市民の声を議会に反映させて活発な議論をするということだというふうに思います。そして、その議会市民からよく見えるようにすることが必要だというふうに考えます。
     また、積極的な政策提案をすることも求められています。さらに、いろいろ市民から改善が求められている政務活動費については、今まで以上の透明性厳格性を実行したいというふうに思います。そういう議員としての自覚と改革が進められる藤沢市議会にしたい、そういうふうに考えているところであります。  第3に、議会市民から選挙で選ばれた議員で構成されています。また、市長市民から直接選挙で選ばれています。この二元代表制にふさわしい議会運営議長には求められるというふうに思います。市長部局とのなれ合いや追随があってはならないことは当然のことであります。緊張感を持った関係でなくてはなりません。  また、議会役割として市民の目線から執行機関に対する批判、監視機能を発揮しなくてはなりません。この点については、藤沢市議会は善行6丁目の土地取得疑惑では100条調査特別委員会をつくって執行機関疑惑解明全力を挙げた経験も記憶に新しいところであります。こういう議会としての気風を引き続き大事にしていきたいというふうに思います。  以上、3点について、私の議長選挙立候補に当たっての思いを述べさせていただきました。さまざま意見の違う議員が集まり、会派を組み、市民福祉と暮らし、命を守るために全力を挙げる議会として、また、より活発に議論し、より公正、市民に開かれた議会として市民から信頼される議会にするために、私は全力を挙げる決意でございます。  皆様の御支援、御支持をお願いいたしまして、私の議長選挙に当たっての所信表明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ○栗原義夫 座長 これで柳沢潤次議員所信表明を終わります。  これで議長選挙立候補者による所信表明会を終わります。  続きまして、副議長選挙立候補者所信表明会を行いますが、発言演壇にて行い、持ち時間は1人10分以内でありますので、よろしくお願いいたします。  これより所信表明を行います。塚本昌紀議員。                 〔塚本議員登壇〕 ◆塚本昌紀 議員 どうも皆様おはようございます。このたび藤沢市議会議長立候補いたしました塚本昌紀でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず、さき藤沢市議会議員選挙皆様大変にお疲れさまでございました。本当に難関を勝ち抜いて当選の栄誉を得られたこと、ともどもに喜び合いたいと思います。  さて、第18回全国統一地方選挙でございますけれども、今回も大変低い投票率でございました。我々を含む市議会議員選挙におきましては、全国平均の投票率が何と48.62%ということで、また、立候補者が定数を超えない、いわゆる無投票当選者が市議会議員選挙におきましては全体の3.58%という状況になりまして、総務省が統計をとり出して以来、過去最高の数値ということでございます。  全国的な傾向でございますけれども、投票する人も、それから、立候補をする人も、ともどもに減少傾向にあり、地方議会そのものが空洞化しているということが今、問題視をされている状況であります。  本市議会選挙投票率は、何と38.73%ということで、低かったと言われていた全国平均をもさらに約10ポイントも下回っております。また、有権者の方々の投票行動につきましても、これは私自身が見聞きした範疇ですので大変狭い範囲でございますけれども、例えば、投票所の入り口に設置してある公営掲示板を見て、誰に投票しようかと悩み、決めかねている状況もございました。また、投票所入り口に置いてある選挙公報を初めて手に広げて、誰に投票しようか決めている。こんな様子も散見されました。また、投票には行ったけれども、誰に投票していいのかわからないというような声とか、それから、自分と同じ年齢の人がいたので投票した。このような声も伝わってまいりました。  投票率が低い上に、投票に行ったものの、一部の有権者ではあると思いますけれども、今申し上げたような投票行動の有権者の方々もおられる。このような状況を一言で申し上げれば、要は、市議会議員選挙、また、市議会に対して余り関心がないということではないかというふうに推察されます。このことは私自身も含め、議員としてしっかりと受けとめていかなければならないことでありまして、有権者であられる市民皆様にどんどん関心を持っていただき、そして、信頼を得られる議会へと我々自身が努力を重ねていく必要があるというふうに考えました。  その点、我が市議会といたしましては、平成20年度より議会活性化検討会、そして、また、平成23年度からは議会改革検討会を設置いたしまして、開かれた議会を目指し、私もその一員として取り組んでまいりました。その一つの成果として、平成25年4月には藤沢市議会基本条例を制定させていただきまして、最高規範としての条例も制定をさせていただき、今まで進めているところでございます。  議会の広聴広報機能を高めるために、議会報告会市民皆さん意見を聴く会なんかも行ってまいりましたが、若干これまで議会報告会を重ねていく中で、同じ市民の方々が何回も報告会に来られていたりだとか、それから、声を大きく出して意見を述べられる、そのことがあたかも市民皆様意見のような、ひとつ錯覚に陥る状況もあると思いますけれども、実は、この藤沢市を構成している方々というのは、ほとんど声を出さない大多数、いわゆるサイレントマジョリティーの方々でございます。我々議員というのは、そういうしっかりしたバランス感覚も持ちながら、この議会改革を進めていく必要があると思います。  したがいまして、今後の議会運営におきましても、このような議会改革の流れはとめることなく、これまでの取り組みを踏襲し、さらに進めていく必要があるというふうに考えております。また、このたびは副議長という立場でございますので、この議事運営に関しましては、この後選ばれた新議長さんをしっかりと支えさせていただき、平成25年4月に施行した藤沢市議会基本条例を最高規範として、正副団結をして闊達な議事運営に努めてまいりたいと考えております。  どうか議員皆様におかれましては御信任賜りますようお願いを申し上げまして、副議長立候補に際しての所信とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○栗原義夫 座長 これで塚本昌紀議員所信表明を終わります。  これで副議長選挙立候補者による所信表明会を終わります。       ────────────────────────────── ○栗原義夫 座長 これで議員全員協議会を閉会いたします。お疲れさまでした。       ──────────────────────────────                 午前10時39分 閉会...