また、積極的な
政策提案をすることも求められています。さらに、いろいろ
市民から
改善が求められている
政務活動費については、今まで以上の
透明性と
厳格性を実行したいというふうに
思います。そういう
議員としての自覚と
改革が進められる
藤沢市議会にしたい、そういうふうに
考えているところであります。
第3に、
議会は
市民から
選挙で選ばれた
議員で構成されています。また、
市長も
市民から直接
選挙で選ばれています。この
二元代表制にふさわしい
議会運営が
議長には求められるというふうに
思います。
市長部局との
なれ合いや追随があってはならないことは当然のことであります。
緊張感を持った
関係でなくてはなりません。
また、
議会の
役割として
市民の目線から
執行機関に対する批判、
監視機能を発揮しなくてはなりません。この点については、
藤沢市議会は善行6丁目の
土地取得疑惑では100条
調査特別委員会をつくって
執行機関の
疑惑解明に
全力を挙げた
経験も記憶に新しいところであります。こういう
議会としての気風を引き続き大事にしていきたいというふうに
思います。
以上、3点について、私の
議長選挙立候補に当たっての
思いを述べさせていただきました。
さまざま意見の違う
議員が集まり、会派を組み、
市民の
福祉と暮らし、命を守るために
全力を挙げる
議会として、また、より活発に
議論し、より公正、
市民に開かれた
議会として
市民から信頼される
議会にするために、私は
全力を挙げる
決意でございます。
皆様の御
支援、御支持を
お願いいたしまして、私の
議長選挙に当たっての
所信表明といたします。どうぞよろしく
お願いいたします。
○
栗原義夫 座長 これで
柳沢潤次議員の
所信表明を終わります。
これで
議長選挙立候補者による
所信表明会を終わります。
続きまして、副
議長選挙立候補者の
所信表明会を行いますが、
発言は
演壇にて行い、
持ち時間は1人10分以内でありますので、よろしく
お願いいたします。
これより
所信表明を行います。
塚本昌紀議員。
〔
塚本議員登壇〕
◆
塚本昌紀 議員 どうも
皆様おはようございます。このたび
藤沢市議会副
議長に
立候補いたしました
塚本昌紀でございます。どうぞよろしく
お願い申し上げます。
まず、
さきの
藤沢市議会議員選挙、
皆様大変にお疲れさまでございました。本当に難関を勝ち抜いて
当選の栄誉を得られたこと、ともどもに喜び合いたいと
思います。
さて、第18回全国統一地方
選挙でございますけれども、今回も大変低い
投票率でございました。我々を含む
市議会議員選挙におきましては、全国平均の
投票率が何と48.62%ということで、また、
立候補者が定数を超えない、いわゆる無投票
当選者が
市議会議員選挙におきましては全体の3.58%という
状況になりまして、総務省が統計をとり出して以来、過去最高の数値ということでございます。
全国的な傾向でございますけれども、投票する人も、それから、
立候補をする人も、ともどもに減少傾向にあり、地方
議会そのものが空洞化しているということが今、問題視をされている
状況であります。
本
市議会選挙の
投票率は、何と38.73%ということで、低かったと言われていた全国平均をもさらに約10ポイントも下回っております。また、有権者の方々の投票
行動につきましても、これは私自身が見聞きした範疇ですので大変狭い範囲でございますけれども、例えば、投票所の入り口に設置してある公営掲示板を見て、誰に投票しようかと悩み、決めかねている
状況もございました。また、投票所入り口に置いてある
選挙公報を初めて手に広げて、誰に投票しようか決めている。こんな様子も散見されました。また、投票には行ったけれども、誰に投票していいのかわからないというような声とか、それから、自分と同じ年齢の人がいたので投票した。このような声も伝わってまいりました。
投票率が低い上に、投票に行ったものの、一部の有権者ではあると
思いますけれども、今申し上げたような投票
行動の有権者の方々もおられる。このような
状況を一言で申し上げれば、要は、
市議会議員選挙、また、
市議会に対して余り関心がないということではないかというふうに推察されます。このことは私自身も含め、
議員としてしっかりと受けとめていかなければならないことでありまして、有権者であられる
市民の
皆様にどんどん関心を持っていただき、そして、信頼を得られる
議会へと我々自身が努力を重ねていく必要があるというふうに
考えました。
その点、我が
市議会といたしましては、
平成20年度より
議会活性化検討会、そして、また、
平成23年度からは
議会改革検討会を設置いたしまして、開かれた
議会を目指し、私もその
一員として取り組んでまいりました。その
一つの成果として、
平成25年4月には
藤沢市議会基本条例を制定させていただきまして、最高規範としての
条例も制定をさせていただき、今まで進めているところでございます。
議会の広聴広報
機能を高めるために、
議会報告会や
市民の
皆さんの
意見を聴く会なんかも行ってまいりましたが、若干これまで
議会報告会を重ねていく中で、同じ
市民の方々が何回も
報告会に来られていたりだとか、それから、声を大きく出して
意見を述べられる、そのことがあたかも
市民の
皆様の
意見のような、ひとつ錯覚に陥る
状況もあると
思いますけれども、実は、この
藤沢市を構成している方々というのは、ほとんど声を出さない大多数、いわゆるサイレントマジョリティーの方々でございます。我々
議員というのは、そういうしっかりしたバランス感覚も持ちながら、この
議会改革を進めていく必要があると
思います。
したがいまして、今後の
議会運営におきましても、このような
議会改革の流れはとめることなく、これまでの
取り組みを踏襲し、さらに進めていく必要があるというふうに
考えております。また、このたびは副
議長という立場でございますので、この
議事運営に関しましては、この後選ばれた新
議長さんをしっかりと支えさせていただき、
平成25年4月に施行した
藤沢市議会基本条例を最高規範として、正副団結をして闊達な
議事運営に努めてまいりたいと
考えております。
どうか
議員の
皆様におかれましては御信任賜りますよう
お願いを申し上げまして、副
議長立候補に際しての
所信とさせていただきます。御
清聴ありがとうございました。
○
栗原義夫 座長 これで
塚本昌紀議員の
所信表明を終わります。
これで副
議長選挙立候補者による
所信表明会を終わります。
──────────────────────────────
○
栗原義夫 座長 これで
議員全員協議会を閉会いたします。お疲れさまでした。
──────────────────────────────
午前10時39分 閉会...